2020年6月18日、カナダ・トロント – 銀行や企業向けのグローバルな貿易金融・トレジャリーソリューションのマーケットリーダーであるSurecomp®は、中小企業向けに特別に設計された新たなフロントオフィスソリューションであるFastradeの発売を発表しました。Fastrade™により、銀行が中小企業の法人顧客に貿易金融の機能を拡張することが可能になるとともに、中小企業が完全にデジタル化された貿易金融サービスに直接アクセスし、その恩恵を受けることが可能になります。このソリューションは、パブリッククラウドまたはカスタマープレミスで利用でき、貿易金融プロバイダーが中小企業の顧客に直感的で導入が簡単な拡張性のあるマルチバンクチャネルを貿易金融処理の自動化のために提案することで、顧客サービスと顧客満足度を高めることができます。

Fastradeソリューションは、最先端のAPI接続機能を備え、すぐに利用できるSaaSとしてパッケージ化されているため、あらゆる種類や規模の貿易金融プロバイダーが利用でき、顧客エンゲージメントを最適化し、成長を促進することができます。複雑だと思われることもあるプロセスを、シンプルでわかりやすいユーザーエクスペリエンスに変換し、一般的に使用されているすべての貿易金融サービスに対応し、事前に設定されたワークフローによりセットアップ時間を最小限に抑えます。Fastrade™はヒューマンエラーのリスクを軽減し、貿易金融を新たなレベルのデジタルバンキングへと導きます。

中小企業の顧客に貿易金融のライフサイクルにおける効率化されたプロセスを提供することで、銀行は新たな市場セグメントにポートフォリオを拡大するだけでなく、貿易取引を完了するためのコスト、リスク、市場投入までの時間を削減しつつ、カスタマーエクスペリエンスを劇的に向上します。

「Surecompをすでに利用している何万もの企業が、銀行と直接貿易金融業務を処理できるようにするために、当社が長年にわたって蓄積してきた知識とノウハウを、Fastrade™を用いて中小企業市場に特化して適用しています。当社は、中小企業市場への対応を強化したいというお客様からのご要望にお応えし、使いやすく導入期間の短いFastrade™ソリューションは、まさにお客様が求めていたものでした」と、グローバルデリバリー&オペレーション担当であるGadi Kometは語ります。