2021年1月12日、カナダ・トロント – 銀行および企業向けにグローバルな貿易金融ソリューションを提供するリーディングカンパニーであるSurecomp®は、南アフリカの銀行であるAbsa Groupが、現在進めているデジタル化への取り組みの一環として、バックオフィス貿易金融ソリューションの最新バージョンであるIMEX®をアフリカ大陸の10ヵ国で稼動させたことを発表しました。
1998年からSurecompの顧客であるヨハネスブルグに拠点を置くAbsa Groupでは、過去2年間で貿易金融サービスへの需要がかつてないほど高まっています。Surecompを導入した当初の主な理由の1つは、リスクを軽減しながら業務効率を向上させ、増加する顧客の需要に対応するための拡張性とアジリティを示すことでした。同銀行は、アフリカ全土の複数の子会社を1つの統合されたプラットフォームに2020年の間に段階的に移行し、現在、南アフリカ、ザンビア、ボツワナ、ウガンダ、ケニア、タンザニア、ガーナ、モーリシャス、セイシェル、モザンビークでIMEX 8が稼働を開始しました。
この最新のデジタル版では、リモートアクセスが可能なWebベースのインターフェースとオープンなAPI接続を提供し、Surecomp Marketplaceに完全に統合されているため、貿易金融エコシステム内の他のフィンテックパートナーにアクセスすることができます。その結果、Absa Groupは、急成長プロジェクトを継続的にサポートするための十分な設備を整え、すべての顧客が一貫して優れたサービスを受けられるようにするとともに、汎アフリカの貿易金融のデジタルトランスフォーメーションに新たな基準を打ち立てました。
Surecompのアカウントマネジメント担当SVPであるYaron Hupertは、
、「このプロジェクトは、効率性と管理能力の高さを示す良い例であり、最終的に非常に成功した結果となりました。Absaのチームは学ぶことに熱心で、すぐに自己完結できるようになりました。そのおかげで、当社は迅速に行動し、非常に短い期間で10ヵ所の拠点に展開することができました」と述べています。
Absa Groupの貿易金融製品・貿易運転資金の管理・革新部門長であるMichelle Knowles氏は、「両チームとも、非常に困難な状況下で素晴らしい仕事をしてくれました。厳しい期限を守るためにサポートしてくれたSurecompに感謝します。また、彼らのハードワークにも感謝します。素晴らしい成果と素晴らしいチームワークでした」と語りました。
Absa Groupについて
Absa Group Limited(Absa Group)は、ヨハネスブルグ証券取引所に上場しており、アフリカ最大級の多角的な金融サービスグループの親会社です。Absa Groupは、世界中の関連会社および子会社(以下、総称して「同グループ」)を通じて、個人およびビジネス向け銀行業務、法人向けおよび投資銀行業務、富裕層向けおよび投資管理、保険など、一連の総合的な商品・サービスを提供しています。同グループは、アフリカの12ヵ国に拠点を置き、約42,000人の従業員を抱えています。同グループは、南アフリカのヨハネスブルグに本社を置き、ボツワナ、ガーナ、ケニア、モーリシャス、モザンビーク、セイシェル、南アフリカ(Absa Bank Limited)、タンザニア(Barclays Bank Tanzania and National Bank of Commerce)、ウガンダ、ザンビアの銀行の過半数の株式を保有しています。 また、ナミビア、ナイジェリア、ロンドン、ニューヨークに駐在員事務所を置き、ボツワナ、ケニア、モザンビーク、南アフリカ、タンザニア、ザンビアで保険事業を展開しています。Absa Group Limitedについての詳細はwww.absa.africaをご覧ください。