カナダ・トロント – 2025年9月16日 – Surecompは本日、最先端のサプライチェーンファイナンス（SCF）技術プロバイダーであるFinverityとの戦略的パートナーシップを発表しました。本提携により、Surecompは銀行およびノンバンク金融機関（NBFI）に対し、完全に統合されたエンドツーエンドの貿易・サプライチェーンファイナンス処理を提供することが可能になります。

2017年に設立されたFinverityは、オープンアカウント貿易およびサプライチェーンファイナンス（SCF）を、エコシステム全体で、よりデジタル化・アクセス可能にすることで、拡大する貿易金融の資金ギャップに対応することを使命としています。同社の強力なシステム**FinverityOS™**を通じて、ペイアブルファイナンス、売掛債権割引（Receivables Discounting）、ディストリビューターファイナンスといった柔軟にカスタマイズ可能なSCF商品を提供しています。本パートナーシップにより、**DOKA-NG™やRIVO™**などのSurecompソリューションを利用する銀行は、ドキュメンタリー・トレードファイナンス業務とシームレスに統合された単一のインターフェースを通じて、ワーキングキャピタルファイナンスプログラムを立ち上げ、管理し、拡大できるようになります。

この提携は、金融機関が従来の貿易金融商品を超えて多様化し、サプライチェーンファイナンスプログラムを提供したいという需要の高まりを反映しています。ポートフォリオを拡充することで、銀行は競争力を維持し、顧客維持率を高め、企業にリアルタイムの流動性を提供することで、より強靭で持続可能なサプライチェーンエコシステムの構築を支援することが可能になります。

Finverity 共同創業者兼CRO、Alex Fenechiu氏は次のように述べています：
「このパートナーシップは、グローバル金融における変化を反映しています。銀行は、顧客が真の成長ポテンシャルを発揮できるよう資金へのアクセスをより良く支援する必要があります。Surecompと共に、より幅広い買い手とサプライヤーのエコシステムを支援し、金融の安定性とサプライチェーンのレジリエンスを高めることができます。FinverityOSは柔軟で、拡張性があり、すぐに利用可能であり、金融機関が迅速にSCFプログラムを提供し、成長に合わせて拡大できるよう支援します。」

Surecomp チーフ・ソリューション・オフィサー、Enno-Burghard Weitzel氏は次のように説明しています：
「SurecompとFinverityの技術的・専門的知見を貿易およびサプライチェーンファイナンス分野で融合させることで、企業とその金融パートナーの双方に対し、エンドツーエンドのプロセスを効率化する包括的なソリューションを提供します。RIVOのユーザーフレンドリーなインターフェースを通じて、銀行はより迅速で、低コストで、包括的な金融サービスを顧客に提供でき、企業は単一のプラットフォームからより多様な資金調達オプションに効率的にアクセスすることが可能となります。」