2020年9月24日、カナダ・トロント – 銀行および企業向けにグローバルな貿易金融ソリューションを提供するリーディングカンパニーであるSurecomp®は、顧客のうちの1社であるNordea Bank Abpが、追加融資オプションとともに銀行保証の依頼を開始するための新たなワークフローを作成したことにより、2020年のSurecompグローバルハッカソンの優勝者として評価されたことを発表しました。
デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンを含む19ヵ国に拠点を持つ北欧のユニバーサルバンクであるNordeaから出場した5名の強力なチームは、銀行保証の依頼を自動化し、紙ベースの申請を必要としない革新的なアプリケーションを開発しました。このアプリは、グローバルな貿易取引の処理を高速化することで、銀行保証の迅速な提供と、銀行の法人顧客のためのより効率的なカスタマーエクスペリエンスを実現します。このアプリは、同銀行が2016年から利用しているSurecompのバックオフィス貿易金融処理ソリューションであるIMEXとシームレスに統合するように設計されています。
先週開催された3日間のバーチャルイベントには、世界中から数十ものチームが集いました。最終選考に残ったチームの中には、世界の銀行でトップ10に入る2行と大手フィンテック企業数社が含まれており、いずれも銀行の顧客の利益のために貿易金融業務のデジタル化と効率化を重視していました。優勝したソリューションは、今後、実際の環境で本格的に開発され、Nordeaの顧客に恩恵をもたらします。そのほか、サプライチェーンファイナンス、不正管理、顧客の把握(KYC)のためのアプリなどが注目されました。
Nordeaの貿易金融・運転資金管理部部長のPatrik Zekkar氏は、「Surecompグローバルハッカソンでこのような評価を受けたことは大変喜ばしいことです。貿易金融の完全デジタル化への移行を継続する中で、このアプリが当行や他の多くの銀行がお客様に提供できるサービスレベルを大幅に向上させることを期待しています」と語ります。
Surecompのデジタル化担当VPであるTsafrir Attarは、「今年のイベントでのNordeaの功績を祝福します。彼らのイノベーションの水準には非常に感銘を受けました。COVID-19の影響で、貿易金融のデジタル化は5年以上は早まっていると思います。このようなアプリを紹介することで、技術革新の認知度を高め、知識や専門性の水準を示し、導入を推進したいと考えています」と述べています。