2024年12月3日 -MUFG(三菱UFJフィナンシャル・グループ)は、SurecompのRIVO™プラットフォームを新たな貿易金融マルチバンクチャネルとして導入し、EMEA地域(欧州・中東・アフリカ)における既存のサードパーティチャネルを補完する形で、デジタル貿易金融能力をさらに強化する取り組みを発表しました。
クライアントが資金調達プロセスの効率性と有効性を向上させる方法を模索する中、MUFGはこれらの改善を支援することに引き続き注力しています。その一環として、貿易書類の処理、データ追跡とスコアリング、有効期限やトリガーイベントの管理といった手作業のデジタル化ソリューションを実現しています。
RIVO™のデジタルハブはオープンAPIを通じて、MUFGの法人クライアントに輸入業者、輸出業者、銀行、保険会社、運送会社などの取引先へのユニバーサルアクセスを提供します。これにより、MUFGはクライアントの貿易金融リクエストへの迅速な対応を促進し、リアルタイムで顧客とコミュニケーションをとり、保証や信用状などの書類の発行を加速させます。
MUFG EMEAのトランザクションバンキング業務責任者であるヴァネッサ・マニング氏は次のように述べています。
「私たちは、クライアントが業務の機敏性と効率性を向上させることを支援することに全力を尽くしています。クライアントがその業務範囲全体で“実体経済”の成長を成功裏に実現するために必要なツールを提供したいと考えています。」また、MUFG EU/EEA地域のトランザクションバンキング業務プロダクトマネジメント責任者であるアルウィン・ヴァンデ・ロック氏は次のように述べています。
「デジタル化は、アウトプットの効率化と生産性向上を通じて成功を可能にする重要な要素です。そのため、こうしたニーズに対応するさらなるソリューションを提供できることを嬉しく思います。」Surecompの最高収益責任者(CRO)であるタル・ワイザー氏は次のようにコメントしました。
「MUFGとのパートナーシップを通じて、金融機関が効率性を向上させ、リスクを軽減し、優れた顧客サービスを提供できるよう支援できることを嬉しく思います。MUFGが貿易金融業務をさらに発展させ、戦略目標を達成して卓越した成果を生み出すための支援を行うことを楽しみにしています。」